おじいちゃんが亡くなってから、
もう4年近くたつんだけど、
おじいちゃんが印刷所として使ってた工場が、
まだ、そのままにしてあって、
それをこの間壊した。
借りている土地だし、
老朽化もいいとこで、
風が強いと倒壊しそうなほど。
パパさんが、
高校の時に勉強する場所で
使っていた所でもあったし、
私も小さいときはよく遊びに行ったので、
壊してしまうって聞いたときは、
やっぱり寂しかった。
本当は今週末、立会いのもと、
壊す予定だったんだけど、
業者の都合で、早まったようでした。
昨日、夜見に行ったときには、
跡形もなく、綺麗に砂利が敷いてあった。
こんなに狭かったのか。
本当に狭かった。
この小さなスペースに
印刷機3台、活字が数百、
テーブル、イス、ストーブ・・・
よく収まっていたと思うほど。
狭い場所ほど、
愛着が出る理由が分かったような気がした。
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